◆Archives
・Read Book 2012③ ・Read Book 2012②
・Read Book 2012① ・Read Book 2011~2012
・Read Book 2011⑤ ・Read Book 2011④
8/9 2013
「中央公論 2013年2月号」
中央公論新社
◆自民党は野党経験と敵失から何を学ぶか 村田晃嗣(国際政治学者)
末尾に、20世紀を代表するアメリカの神学者ラインホルド・ニーバーの
至言を、新内閣に贈りたい。
全能の神よ
われらに変えることのできることを変える勇気を
変えることのできないことを受け入れる冷静さを
そして、両者を識別する知恵を与えたまえ。
8/9 2013
「文藝春秋 2013年3月号」
文芸春秋社 ◆司馬遼太郎が見たアジア 孤立主義、国家主義への嫌悪 ドナルド・キーン
宗教に関していうと、司馬さんは日本人には西洋の「絶対」がわかりにくいと
言いました。彼が指摘した西洋社会の「絶対」的存在とは、キリスト教の神のことです。
神をめぐる千年以上の思索がカミュなどの大作家が生まれることにも結び付き
フィクションをめぐる環境も日本を含むアジアと、西洋では大きく異なると論じていました。
汎神論の風土から生まれた私小説などの日本文学をぜひ世界で公認して欲しいと
話していました。そして、彼が「大うそ」と表現した「絶対」があったからこそヨーロッパは
成立した。しかし、明治維新でヨーロッパの方角へ向かって出発した日本は
そもそもが目で見たものしか信じない相対的世界であり、ヨーロッパとは文化も文学も
違う、だから日本人は非常に苦しいと話しました。そこで、「だから日本文化はいいんだ」
ということは、ただのナルシズムに過ぎないと司馬さんは指摘したのです。
8/9 2013
「文藝春秋 2013年3月号」
文芸春秋社
◆100の名言 時代のかがり火
凡庸な教師は指示をする。いい教師は説明する。優れた教師は範となる。
偉大な教師は心に火をつける。《ウィリアム・ウォード》
何事か成し遂げるのは、才能ではなく性格である。《司馬遼太郎》
◆日中衝突の原点 中国人の精神構造 司馬遼太郎&貝塚茂樹
司馬:中国のイデオロギーというのは、非常に地についていますね。
その点、日本人のイデオロギーは…
貝塚:尊王攘夷の本を読んでいて気が付いたんですが、日本人がイデオロギーと
呼んでいるものは、西洋のイデオロギーじゃないんですね。ムード的な…~~
司馬:気分ですからね。私は明治の自由民権運動をどうにも額面どおり受け取れなくて…
8/7 2013
「AERA 2013年3月4日号」
朝日新聞出版
◆『スキなし進次郎の死角』
小泉進次郎 衆議院議員について
中学二年の夏休みは新聞配達のアルバイトに没頭。
新聞販売所の社長(60)は言う。お父さんに修行して来いと
送り出されたそうです。仕事開始は午前2時。続かないと思ったけど
進ちゃんは遅刻欠勤を一度もしたことがないし、配達も正確で速かった。
そのうえ、礼儀正しく感心したよ。
8/7 2013
「PRESIDENT 2013年3月4日号」
プレジデント社
◆『創造性は年をとるほど衰えるのか』茂木健一郎
さて年齢を重ねるということは、側頭連合野に、それだけたくさんの経験が
蓄積されるということである。したがって、その分、創造性のための素材も
多くなることになる。それならば、若い時よりも、むしろ、年を重ねた後の方が
創造のために条件が整っているはずなのである。ただし、年をとってから
創造性を発揮するためには、2つの条件がある。一つは創造する意欲を
失わないこと。~~もう一つは逆説的だが、自分自身の経験にとらわれないこと。
結論、意欲を持ち続け、自分の過去の経験にとらわれない老人は最強だということ。
8/7 2013
「PRESIDENT 2013年3月4日号」
プレジデント社
◆『銀座クラブママ10人が証言 エラくなる男の共通点』
僕左遷になっちゃったよ…とある営業部長が転勤の前に亜紀ママに別れの
あいさつにきた。地方へのいわゆる都落ちだ。お世話になったね。ありがとう。と
彼は丁寧に店のスタッフをねぎらって去って行った。しかし、十数年後、
ひょっこりと連絡があった。今度、東京に戻るから、顔を出すね。
彼は大抜擢されて社長となり、会社の業績をV字回復させたのだ。
一度落ちても、復活する人には共通する法則があります。
それは柔軟な適応力があることだ。
8/7 2013
「REVIVAL JAPAN 2013年3月3日号」
地引網出版
◆『教会会計を学ぶ研修会初開催』
また教会で予算編成をする際のアドバイスとして
何よりもまず祈りをもって神さまの導きを最優先にする。
それから牧師の謝儀、伝道活動費、外部の献金、会堂運営維持費、教団の加盟金、
積立金(教職者の退職金、会堂の新築、増築費など)から予算編成をするよう心掛ける。
教会の予算は1年間の活動に基づいて作成しなければならない。
収入の見込みは、今までの収入の伸び率や経済成長率から判断することが大切。
しかし、私たちは信仰をもち、教会の健全な成長を祈りつつ予算を立てることが重要。
7/16 2013
「pen 2013年1月1日&15日号」
阪急コミュニケーションズ ◆日本映画の楽しみ方、教えます 二宮和也
自分は役者というより嵐の二宮。そのスタンスにはいまも変わりはない。しかし
『プラチナデータ』の現場で、以前よりポジティブな自分を発見して自身、嬉しい驚きだったと
告白する。「昔は自分のことをネガティブというか、ダウナーな人間だと思っていたんです。
でも、今回、最後の方の場面で、撮影の後半戦までやってきた気持ちを吐き出しながら、
長台詞のうちの後半をほとんど自分が言いたいことに言い換えさせてもらったんです。
そうしたら最後の最後に王道なことを恥ずかしげもなく言ってる自分がいて、こんなに
ポジティブになっていたなんて!と驚いて。今回どうしても伝えたいことが、人それぞれ
何をしてもいいけど、とにかく人は殺しちゃいけないという王道の倫理観だったり。
考えてみるとバラエティをやり始めた2~3年前から人に笑われることが怖くなくなって
世界が広がったと同時にポジティブになっていったんでしょうね。
7/16
「BRUTUS」2013年3月1日号
マガジンハウス
◆わがままな、家。
リビングの壁の一部は黒板塗料で塗装。鷲巣さんが思いつくままにスケッチを描いたりと
楽しい空間に。
足触りのよい木材で仕上げた中央リビングには床暖房を導入、家族がいつも集まる場所に。
その周りを取り囲むキッチンやワークスペースは一段低い土間床になっており、
小上がり状のリビングは「島」のように浮かんでいる印象。p88
7/16 2013
「ku:nel 2013年3月1日号」
マガジンハウス
◆よろず相談うけたまわり〼
Q.なぜ人は“はなうた”を歌うのでしょうか?
そう人って仕事とか人間関係ですごく気をつかっているでしょう。
日々細かいやりとりをしているよね。で、はなうたってさ、
なんでもないんだよね。なんでもないただの空白っていうか。
時々はそういう時間も息継ぎみたいに入れないとね。
私、ピリピリ、いらいらした波動が苦手なんだけど、
「ふふん」と歌えば、透明カプセルみたいな、バリアにもなるよ。
はなうたの便秘はお肌にもよろしくないですよ。~カンチョー的なきっかけがあれば!
7/11 2013
「COURRiER JAPON 2013年4月号」
講談社
◆クレイトン・M・クリステンセン(ハーバード・ビジネス・スクール教授)
倫理的な問題ではたった一度の妥協で、それ以降ずるずるとモラルの感覚が崩れていき
真っ当な道に戻れなくなってしまいます。~~私は、自分がオックスフォード大学留学時代に
日曜にはバスケットボールをしないと神に誓っていました。ある時、所属していたバスケット
ボールチームが大学選手権の決勝戦に進出しました。決勝戦は日曜日だったので私は
試合に出ないことにしました。すると監督やチームメイトは「この日だけは例外にしてほしい」
と、ものすごいプレッシャーをかけてきました。ですが私は結局その試合に出ませんでした。
もし、あのとき「イエス」と言ってしまっていたら。私は次から「ノー」と言えなくなっていたに
ちがいありません。きっとあの時、私は人生で最も大事なことを学んだのです。
自分の信念を100%守ることの方がその98%を守ることよりもたやすいということを。
7/11 2013
「COURRiER JAPON 2013年4月号」
講談社
◆あなたが優秀だとしても幸せになれるとは限りません。
職場で3時間過ごせば、人はかなりの仕事をこなして、達成感を得ることができます。
ですが、家庭でその3時間を過ごすと、人はほとんど何も達成しなかった気分に
なりがちです。ですが、家庭でその3時間を過ごすと、人はほとんど何も達成しなかった
気分になりがちです。そのため、たとえ家族で3時間過ごすことをさぼったとしても
何の心苦しさも感じなかったりします。すると、人は職場で過ごす時間を長くし
仕事に熱心に取り組むようになります。そちらの方がマージンが大きく、短期的に
利益が出るように思えるからです。しまいには自分の家族のためには家に戻らず
頑張っているのだと本気で思い込んでしまう人も出てきます。
7/11 2013
「COURRiER JAPON 2013年4月号」
講談社
◆「やればできる」という精神では夢を実現するのは難しいのです。
前進したいと思うから前に進めるのわけではありません。チャンスをとらえ、
実績を重ねていくこと自体が前進なのです。
アルバート・アインシュタインは若い科学者に
「自分が最大限に努力して何とか達成できるレベルはどのくらいなのかを
見極める直観を育てなさい」とアドバイスしました。
7/11 2013
「COURRiER JAPON 2013年4月号」
講談社
◆「やればできる」という精神では夢を実現するのは難しいのです。
どちらに共感するか?
A 自分を信じ、明確な目標を設定して努力すれば、どんなことでも達成できる。
B チャンスに備えて準備をしチャンスを見極めて行動すれば、どんなことでも達成できる。
アメリカ大陸を発見したコロンブスは、そもそもヨーロッパから日本を目指して西に航海した
いと考えていました。彼はスペインから西へ進めば、日本まで9週間で到着するだろうと
計算して航海に出ます。そして、実際、9週間後に陸地に到着するのですが、それは日本
ではなくヨーロッパ人にとっては未知の大陸だったのです。コロンブスは死ぬまで自分が
到着した場所をアジアの一部だと信じていました。~~やればできるという発想から
抜け出すには「夢を実現する」のではなく「チャンスを生かす」という心構えを持つこと。
7/11 2013
「AERA 2013年2月25日」
朝日新聞出版
◆『感情的に叱っていい 夫婦の方針は違って大丈夫』横森理香(作家・エッセイスト)
子どもを叱る時は感情的でいいと思う。子育てをしていれば
理屈じゃなくて頭にくることは当然ある。
こういうことをすれば人は怒るんだ、ということを学ばせることも教育。
家族なんだから、理路整然となんてしていなくていい親も人間なんですから。
~~
しつけや教育方針は夫婦一緒じゃなくていい。母親は厳しくならざるを得ないけれど
父親は優し過ぎるくらいのほうが逃げ場があるからいい。
7/11 2013
「信徒の友 2013年3月号」
日本キリスト教団出版局
◆教会中高生・青年大会2012 日本基督教団で初めての大規模な若者の集い
(台湾から参加した青年たちとの交流の中) 祈りは言葉を超える。それは教会がまことの
霊の一致を、祈りを導かれる聖なる御霊を主からいただいているからなのだと。
その霊の交わりの中、教団の一致できない現状や青年伝道の遅々たる状況に
強い関心がもたれ「なぜ?」と台湾の青年に問われました。日本の青年たちから
「皆と同じじゃないと仲間外れにされる怖れ、ピアプレッシャー(仲間からのプレッシャー)
帰属意識のズレがあるのでは」と答えがありました。すると「台湾の教会では
学校の仲間より教会青年同士の仲間意識が強い。自分は基督者であり、主日と
青年の集いがある土曜日の夜は教会に行く。学校では最初から自然体で分かち合って
教会に誘っている」という話があり、まさに目から鱗でした。
7/11 2013
「百万人の福音 2013年3月号」
いのちのことば社
◆異色対談 森祐理(福音歌手) 香山リカ(精神科医)
森
水泳を学ぶときに、いくら陸で練習してもうまくならない。
まず水に飛び込んでみることだと言いますけど、まず神さまの懐に飛び込んでみたら
少しずつ心でわかっていくんじゃないかなと思うんです。
7/11 2013
「AERA 2013年2月18日」
朝日新聞出版
◆現代の肖像 坂茂(建築家)
成蹊小学校5年生のときに始めたラグビーに、中学、高校と熱中した。ポジションは
「ナンバー8」。ボールを持って密集を突破する役だ。高校では、大好きな建築とラグビーの
両立を目指す。早稲田大学理工学部の建築学科に進み、ラグビー部でも活躍する青写真を
描いた。高校第二地区の決勝では成蹊は早稲田実業と当たる。坂は燃えた。後半は
「風下になりながらFWが走り勝ってチャンスをつかみ」(毎日新聞1974年12月1日付朝刊)
「21対3」で勝った。しかし、元日の近鉄花園ラグビー場 全国高校ラグビー大会の1回戦、
成蹊は強豪の大阪大工大(常翔学園)に「27対0」で蹴散らされる。「全国では通用しない」
と感じた坂は、志望校を東京藝術大学に変え、実技を磨くために御茶ノ水美術学院へ通う。
※もしも僕に才能があるとしたら、それは絶対あきらめないことかな。
7/10 2013
「文藝春秋 2013年2月号」
文芸春秋社
◆日本の顔 クルム伊達公子
世界ランキング8位で引退してから12年、2008年4月、37歳で
「若い選手に刺激を与えるために」第一線に復帰した。その年の全日本選手権で
優勝。コートでのひたむきな姿と人気は、刺激を与える以上の存在感がある。
「10年後、この舞台に立ちたいと思ってもそれは難しいから」と42歳の今だからこそ
何気ないストロークの一つ一つや、地味な筋肉トレーニングの持つ意味を噛みしめ、
試合に挑む。「頑張れ」という言葉を使うのも、言われるのもあまり好きではない。
「頑張るのは当たり前。常に自分の持っている力を100%出し切る試合をしたい。」
今年も納得のいくプレーを追及する為に、世界のコートに立つ。
7/10 2013
「文藝春秋 2013年1月号」
文芸春秋社
◆仏教 笠 智衆(りゅうちしゅう) 俳優
私は坊主の家に生まれて~~~自分はいつも仏教に対して、こう思っている。
何故キリスト教のように若い人たちが集って、歌を唄い、直ぐ解る平易なことばで
話し合わないのか…教会は明るく綺麗で、そのうえ清潔である。寺が自慢している埃が
少しもない。墓場を見ても大変美しい。それに死んだ人の名前が良く分かる。仏教の墓地は
戒名という解らないむずかしい字で書かれてあるのでどれが誰の墓か、全く分からない。
戒名を覚えなければ、墓参りに行けないなんて全く不便なものである。尊い一生を過ごした
立派な名前を、なぜ墓標に印させないのであろうか、ことに、信士とか居士とかいう階級を
つけるに至ってはもっとも不都合である。
7/10 2013
「文藝春秋 2012年12月号」
文芸春秋社
◆『死ぬ前に決めたいお葬式六か条』奥山晶子
①逝くとき、どの宗教と手を携えるか決める。
②信頼できる葬儀社をリサーチしておく。
③葬儀にかかる総額を準備しておく。
④葬儀に必要なものをそろえておく。~葬儀に来てほしい人の名簿
⑤お骨のゆくえを決めておく。
⑥日ごろから身内に希望を話しておく。
7/10 2013
「REVIVAL JAPAN 2013年2月17日号」
地引網出版
◆『サーバント・リーダーシップを学ぶ』 ディビット・ダイヤラン師(インド)
イエスに見るサーバント・リーダーシップ
①イエスは人々に仕えられた。
②イエスは天の父との関係の中で自分自身のアイデンティティをしっかり持っておられた。
③サーバント・リーダーは自らを無にする。
④サーバント・リーダーとは、他人によって行動を決められるわけではない。
7/10 2013
「AERA 2013年2月11日」
朝日新聞出版
◆「日本らしさの追求こそ鍵」パトリツィオ・ディ・マルコ(グッチCEO)
イタリアの多くの企業がコストの問題で、生産拠点をイタリア以外に移しており
多くの職人が仕事を失っています。本来、技術を受け継ぐべきだった
職人の子どもたちは他の仕事を探さざるを得ず、技術が途絶えてしまっています。
我々はどんなに厳しい状況でも、国外で生産することは考えないでしょう。
企業ですから当然利益を出し、株主のためには株価も上げなければなりません。
ただ、それ以上に大切なのは社会的責任です。イタリアの職人の技術は
イタリアの財産。この財産を守ることは、企業の大切な責任なのです。
7/10 2013
「日経ビジネス Associe 2013年3月号」
日経BP社
◆井上勝弘 NHK「あさイチ」「サラメシ」プロデューサー
私は(就職後)約4年間、鳥取放送局で働きました。
最初の一年は「模倣」に徹しました。先輩ディレクターの番組を真似て企画を立てる。
それを繰り返すと、どんな企画が通るか、徐々に分かってきました。
2年目は「自分の成功体験を模倣」です。自分の企画で周囲の評価が高かったものを
なぞって作り続けたんです。今思えば、「サラリーマンとして生きていくのがやっと」の
一年間でした。3年目は本当にテレビマンを続けていいのかと、自分自身に問いかけた
年でした。~~ビジネスパーソンも、客観的な「成果」と、主観的な「満足感」の
両立を目指していると思いますが、僕は後者の「満足感」を大事にしています。
いつまでもチャレンジャーでい続けられますから。
7/10 2013
「Number 2013年2月7日号」
文藝春秋
◆風間八宏(川崎フロンターレ監督)
ロナウドはいっぱい武器を持っているけど、キックの強さだったり、走る速さだったり
体の強さだったり、目に見えるもので勝負している。
一方、メッシは人が見えていないものが見えている。
メッシは超一流のさらに上を行っています。
マラドーナの全盛期から約30年が経ち、メッシがその進化版として出てきました。
これを超える選手が出てくるのは、また30年後かもしれません。
7/10 2013
「Number 2013年2月7日号」
文藝春秋
◆ロドリゴ・メッシ…メッシの兄☞弟へのメッセージ「5歳のレオは特別だった」
5歳で地元のクラブ(グランドリ)に入団してからは、週末の試合が家族の楽しみだった。
彼のプレーを見ようと、スタンドはいつも一杯で、それほどレオは特別だった。
◆レーブ(ドイツ代表監督)
私がメッシから最も刺激を受けたのは典型的なストライカーではないのにバルセロナでは
1トップの位置でプレーしていることだ。ドイツではこれを『間違った9番』と呼んでいる。
◆風間八宏(川崎フロンターレ監督)
2人(メッシ・ロナルド)とも技術・スピード・強さなど、全てが超一流なんですが、注目して
欲しいのは「相手に捕まらない」技術。パスを受ける前の動きや判断が優れていて
どんなに厳しくマンマークされても簡単にフリーになってしまう。鬼ごっこの達人です。
7/5 2013
「AERA 2013年2月4日」
朝日新聞出版
◆人と会いたいときは本屋に行く ネット世代がつくった書店
単に本を売る、という書店ではなく、積極的に人を集め、人の交差点になろうとする
書店が次々と誕生している。担い手はインターネットが当たり前の時代に
大人になった20~30代だ。
彼らにとって情報を得、人と親しくなる場は、生身で接する世界とは限らない。
むしろ、インターネットが最初の出会いという機会が多い世代だからこそ
リアルな空間に身を置き五感で得られる体験の貴重さを、よく知っていると
言えるかもしれない。
7/5 2013
「REVIVAL JAPAN 2013年2月3日号」
地引網出版
◆牧師力 牧会力 『葬式力』
教会は人の死をタブーとせず、希望をもって話すことができる。
主を信じて死んだ人は天に迎えられたと確信している。
だから教会で行う葬式は、希望に満ちた明るいものになる。
悲しみの中にも慰めが溢れている。
人が中心ではなく、キリストが中心である葬式ができる。
7/5 2013
「百万人の福音 2013年2月号」
いのちのことば社
◆柏木義円(1860~1938) 戦争礼賛の時代に非戦を貫いた牧師
~~義円はひとり、最後まで論争を弱めなかった。当然、何度も発禁処分を
食らうこともあった。「いつも警察に尾行され、監視されているなんて怖い話ですが、
だからといって、義円は危険人物と思われることはなかったのです。
地域の中で浮いた存在ではなく、教会の牧師として地元の暮らしの中に
しっかり根を下ろし、尊敬され、それでいてこのような言論を発し続けました。
こういう人になりたいと私は思います。
7/5 2013
「信徒の友 2013年2月号」
日本キリスト教団出版局
◆日本の宗教的土壌とキリスト教の伝道 小室尚子(金城学院大学)宗教主事・教授
神学校時代にある先生が、「祈るとき、日本の神々と我々が伝えようとしている
神は違うので、ただ、『神さま』と、何も限定をしないで呼びかけるのはやめなさい」と
おっしゃったことがあります。個人の祈りではいいのですが、
公衆の前での、とくに未信者がいる場合の祈りは、「天地の創造主なる神」とか
「イエスキリストの父なる神」というように、ちゃんと説明をつけなさいと言われました。
とにかく、そういわざるを得ないほど、日本では「神」という言葉一つ、
伝えるのは難しいのです。
7/5 2013
「AERA 2013年1月28日」
朝日新聞出版
◆book 作家・評論家の鈴木邦夫が解説
今回のbook 『革命の季節 パレスチナの戦場から』 重信房子著
彼らに対する僕の後ろめたさこの世界の中で自分が世俗的にのし上がる
パラドックスの強烈なモチベーションとなった。」と、「序」で、幻冬舎社長 見城徹は
正直に告白する。
彼らには勇気があったから、あそこまで徹底してやれた。僕らはそこまでできなかった。
そんな「後ろめたさ」がある。学生運動の時代を体験した人間には皆ある。
左右を問わない。僕にもある。
7/5 2013
「Number 2013年1月24日号」
文藝春秋
◆武 豊(騎手)「結論を出すのは直前がいい」
正解はその都度違う。ただ、選択肢の中に正解が含まれる率は、
経験によって高まるんだと思います。
7/5 2013
「Number 2013年1月24日号」
文藝春秋
◆三浦和良「冒険してこそ人生」
98年フランスワールドカップ。~そして失意の日本代表落選。
ワールドカップに出場することなく帰国したカズは、ヴェルディに戻り、練習をし、再び
以前とは変わらない日常に染まっていったかのように見えた。が、カズ自身は静かに
こんな決意をしていた。「いつまで続けられるかわからないけど、もう、やれるところまで
やってやる。」 悔しさにまみれていたのだ。この強い思いはのちに信じられないほど
長きに及ぶサッカー人生の出発点となる果てなきサッカー人生がこの時から始まるのだ。
そして、その最初の一歩としてカズが選び出したのはクロアチアという新天地だった。
のちに幾度となくカズが「クロアチアがすべての始まり」というのも、もちろんワールドカップに
出られなかったことの連続線上にあるわけである。
7/5 2013
「Number 2013年1月24日号」
文藝春秋
◆三浦和良「冒険してこそ人生」
中学を卒業したカズは地元の静岡学園に特待生として入学する。が、実際に
見ていたのは、ブラジルだけだった。「ブラジルか静学かという選択じゃなかった。
ブラジルに行って失敗するんだったら、高校をちゃんと出た方がいい、なんてことも
まったく思っていなかったから。ビザの申請が整ったら静学は辞める、プロになるために
ブラジルに行く、それしかなかった。サッカー部の先生からは『ブラジルのプロなんて
99パーセント無理だ』と言われたけど、でも行かなきゃ始まらないと思っていたし
そんな言葉も僕の耳には入ってこなかったんです。
7/5 2013
「Number 2013年1月24日号」
文藝春秋
◆三浦和良「冒険してこそ人生」
カズの人生は振り出しからリスクの高い選択の連続だったとも言える。カズにとって
人生最初のそして最大の選択は言うまでもなく15歳にして高校を中退し、ブラジルに
渡ったことだ。もっともこの時、カズ自身には選択したという意識はない。小学校6年生
の時に抱いた初志を貫いたに過ぎなかった。「ブラジルに行けば学校に行かなくて
すむとか、そういう甘い考えもあったんです。プロになればサッカーやりながらお金を
たくさんもらえるし、人から『何千万円ももらえば利息で食っていけるよ』と教えて
もらっていたし。同級生からは『よくブラジルなんか考えたね』と言われたけど、逆に
当時の僕はなんで大学を出ると飯を食っていけるのかを理解していなかった。小学校
でも優秀な子はそういう仕組みがわかっていたんでしょうね。
7/4 2013
「AERA 2013年1月21日」
朝日新聞出版
◆現代の肖像 孫崎享(元外務省国際情報局長)
孫崎は『戦後史の正体』で、日本の戦後史を右と左ではなく
「対米追随派」と「自主路線派」という二文法によって鮮やかに腑分けして見せた。
アメリカと丁々発止やりあったはずの吉田茂が実はべたべたの「対米追随」であり安保闘争
をつぶしたはずの岸信介が以外にも「自主路線」を模索した人物であったなど同書には
衝撃的内容が満載だ。~~防大の教え子の一人によれば、孫崎はノルマンディーの話を
好んでしたという。ある時孫崎が、犬死を覚悟しなければならない任務を命じられたら
どうするかと知り合ったCIAの職員に尋ねると「君はぜひ、ノルマンディーに行け。
連合軍が敵前上陸を敢行したノルマンディーの丘には無数の墓標が立っている。一人の
死は犬死に見えても、犬死にの上に築かれるものもある」
7/3 2013
「REVIVAL JAPAN 2013年1月20日号」
地引網出版
◆ジーザスライフハウス10周年を祝う ブライアン・ヒューストン
「少しの間だけ」Ⅱコリント7:8から信仰生活における「少しの間だけ」の重要性
信仰生活において私たちは、困難な状況に直面したり、人間関係において誤解されたり
傷つけられたりすることがあります。どんなに気をつけていたとしても、それは必ず起こり
ます。しかし、私たちが本当に気を付けなければならないことは、そのようなことが起こる
時にどのように考え、行動するかということです。私たちは、それは『少しの間だけ』である
ことを知らなければなりません。ある人々は、『少しの間だけ』にすることができず、傷や
苦い思いを長い間抱えてしまいます。使徒パウロはコリント人への手紙第一でコリントの
教会を厳しい口調で戒めました。それによってコリントの人々は悲しみの中にいましたが、
それは一時の間だけであり、彼らが悔い改めに導かれたことをパウロは喜びました。
7/3 2013
「pen 2013年1月1日&15日号」
阪急コミュニケーションズ
◆稀代のローマ皇帝ハドリアヌス(在位117~138年)とは何者だったのか。
広大な帝国をすみずみまで視察し、その維持に努めた第14代ローマ皇帝
ハドリアヌス。いま日本で注目を集める漫画家ヤマザキマリさんが、その魅力を徹底分析。
ハドリアヌスは、当時のローマではかなり複雑で理解しがたい人物であったことは
確かなようだ。このハドリアヌスという男の複雑さやわかりにくさについて
わたしは同じようにダ・ヴィンチやスティーブ・ジョブスのような人たちを思い出してしまう。
~ハドリアヌスは皇帝という地位にいながらも、実は建築家という表現者であり
実際、2000年近い月日を経た今もなお崩れることなく、壮麗な佇まいでローマに
姿をとどめるパンティオンやローマ近郊のティヴォリにある広大な敷地の別荘
ヴィッラ・アドリアーナといった建築学上の傑作を設計した人でもあるのだ。
7/3 2013
「pen 2013年1月1日&15日号」
阪急コミュニケーションズ
◆ヨーロッパ美の起源 ギリシャ・ローマ
哲学
ただ生きることではなくて、善く生きることが肝心だ。…ソクラテス
万物は流転する。…ヘラクレイトス 「行く川の流れは絶えずして」的な無常観ではなく
絶えず変化する水もまた不変の川の一部であるという「反対の一致」の説明。
自然は何ひとつ、無目的なことや無駄なことをしない。…アリストテレス
どんな人間にも、他の人の役に立つことが望まれる。…セネカ
ネロの家庭教師であり政治顧問。最後はネロに対する陰謀計画を疑われ自殺。
地下の洞窟にすむ人たちを想像してみよう。彼は火が洞窟の奥の壁に映す
自分たちの影しか見えない…プラトン
7/3 2013
「日経Associe 2013年2月号」
日経BP社
◆働く人の心に効く 耳の痛い話
成長するためにはまず、「自分は常に他者と比較されている」ということを意識
してください。もし、社内での自分の評価を上げたければ、同僚と自分を積極的に
比較しましょう。よく「人は人、自分は自分」と言います。評価の高い同僚は、
あなたとは強みも活躍する領域も違うかもしれません。それでも、同じような時期に
生まれ、自分の得意分野を確立し、頭角を現している人がいるなら、その事実に
向き合ってください。そして、上司の視点で自分と比べてみる。「自分に足りないもの」や
「評価されるには何をすべきか」といったことが見えてくるはずです。
7/3 2013
「日経Associe 2013年2月号」
日経BP社
◆今知るべき教養
正しい日本語を養う
基本的な考え方
その1 言葉遣いは心遣いと心得るべし
言葉は相手があって成り立つもの。読み手、聞き手が主役だと思い
相手の立場に立って言葉を選ぶ。話題選びも相手の関心がある話題を
選ぶ心配りを。
その2 言葉の意味を正しく知る。
その3 日々の積み重ねと心得るべし。
6/25 2013
「Number 2013年1月10日号」
文藝春秋
◆知られざる香川真司の代表初キャップ物語。
~~南アフリカワールドカップ日本代表岡田監督のことば
真司を23人枠ではないサポートメンバーとして選んだわけだけど
最初は断るかなと思った。でも来ると言ってくれた。合流してからも
まだ踏ん切りついてないとも思ったし、相当に悔しかったことは伝わってきたよ。
だけど真司の心にも変化があったんじゃないかな。練習ですごく積極的に
やってくれた。その悔しさが原動力となって、ドルトムントでの活躍があったように
俺は思う。だから、マンUでも物怖じせずチャレンジして欲しい。
お前ならもっとやれるよ、真司って言いたいね。
6/25 2013
「REVIVAL JAPAN 2013年1月6日号」
地引網出版
◆「我霊によるなり」の回復を 細井眞(日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団)理事長
~日本にも「時」が来ます。神様はそのご計画を持っておられます。
そして私は、この震災後の10年間が日本に与えられたリバイバルの時だと感じています。
平たい言い方をすれば「勝負の時」です。これを逃したら日本は低迷を続け
これをキャッチしたらまさに日本のリバイバルになる。そう信じています。
◆ゲーリー・L・マッキントッシュ「教会成長」ここがポイント
「祈りの教会」になるヒントをお伝えしたいと思います。
1年の間、教会の誰かがいつも覚えて祈りを捧げることができるシステムを構築して下さい。
そのシステムにはリクエストの受付、実際に祈りを捧げた機会、祈りの応答の報告などが
含まれます。
6/25 2013
「Ministry 2013年winter号」
キリスト新聞社
◆ハタから見たキリスト教 岡田斗司夫 ㈱オタキング代表
岡田 俺なりの理解の仕方でいうと、まずロボットアニメの系列がいくつかあります、と。
正教会「アトム」、カトリックが「マジンガー」、プロテスタントが「ガンダム」
~~。マジンガーのアンチとしてつくられたのが機動戦士ガンダム。
ガンダムというのは、この世界をどういうリアリティーをもって見るのかという
リアリティ主義で、たぶん、「ゼータ」と「ダブルゼータ」。これがカルヴァン派
だと思うんです。
6/25 2013
「サイゾー 2013年1月号」
サイゾー
◆タブーな宗教
マッカーサーの意向もあり、戦後には多くの宣教師が来日し、日本中にキリスト教
ブームが起こった。宮中でもバイブルクラスが開かれた。皇族方の教育担当者には
実にキリスト教関係者が多い。今上天皇は皇太子時代、アメリカ人家庭教師
ヴァイニング夫人の指導を受けた。ヴァイニング夫人はキリスト教フレンド派(クエーカー)
であり、皇太子を特別扱いせず、ジミーというニックネームをつけ、大勢の中のひとり
という経験をさせるなど、人格的な教育を行った。ヴァイニング夫人が離日後も、
今上天皇はシーズンになるとクリスマスカードを贈り続けた。
6/25 2013
「AERA 2013年1月14日」
朝日新聞出版
◆現代の肖像 青木宣親 ミルウォーキー・ブルワーズ外野手
君は守備固めで使いたいと言われた青木選手。
メジャーの世界ではどうやって選手起用が決まっていくのか、「人事の構造」を
知りたかった。そこで、通訳の手を借りてブルワーズの組織図を作ってみた。
~~スタッフに探りを入れていくうちに、現場は監督に任されていることがわかった。
それからはミーティングで通訳を傍らに座らせ、監督の言葉をひと言も
聞き漏らすまいとした。ちょっと椅子を前に出して、積極的に監督に近づく
細かい工夫までして、レネキー(監督)の野球哲学を頭に叩き込んだ。
6/25
「BRUTUS」2013年1月1日&15日号
マガジンハウス
◆男を知る本、女を知る本、212冊
「反貞女大学」三島由紀夫 ちくま文庫
男性操縦術の最高の秘訣は、男のセンチメンタリズムをギュッとにぎることだ。
「感じが悪い人はなぜ感じが悪いのか」松下信武 講談社+α新書
「弱い犬ほどよく吠える」と世にいうが、確かに男には自信がない時ほど虚勢を張り
威張り散らす傾向があるかもしれない。
「試みの地平線 伝説復活篇」北方謙三 講談社文庫
「死にたくなった」という訴えには「本を読め。辛い時こそ読書という孤独と向き合う
作業が男を磨く」と訴える。